父の遺した家の庭を大改造!

あっけなく父が亡くなった。

古い家が1軒遺されました。

その家には玄関先と建物の裏手の2ヶ所に庭があります。

高齢で、大して庭の手入れも出来ていなかった父が最後に植えた花の球根は、

父が亡くなった月の終わりに玄関先の庭いっぱいに咲きました。

主の居なくなった家を管理するのは私。

花の季節が終わり、雑草を抜き、それなりの手入れはしたけれど、

後から後から雑草は生えてきます。

いっそ、全部抜いてしまおう!

そう思って、玄関先の庭いっぱいに植わっていたタマスダレをすべて引き抜き、

土を掘り返しました。

さっぱりと何も植わっていない庭を見ると、一抹の淋しさが込み上げてきたけれど、

裏庭にちょうどサイズも手ごろな灯籠が有ったのを思い出し、玄関先の庭を改造することに!

ホームセンターで除草剤と防草シートを買ってきて、土に除草剤を蒔き、その上からシートで覆いました。

そして玉砂利を敷き詰めて、裏庭から持ってきた灯籠を置くと……

見違えるほどの素敵な庭に生まれ変わりました。

これで暫く家の管理に通えない日も雑草の心配をすることもありません。

ご近所の方の目に留まっても、庭は日本風の美しい雰囲気を出しています。

父が生きている間に、なぜ早くこの庭を造らなかったのかということだけが悔やまれます。